ウイーン2日目(旅行7日目)
演目よりも建物を詳しく見たいという好奇心でウィーン国立歌劇場へ。
古いオペラ座の建物は豪華な迷路のようですごく惹かれませんか?
『セビリアの理髪師』の予習
学生時代は祖母に連れられ何度か。
社会人になり興味は湧いたものの、本当に有名な演目しか見たことがなく、知識はほぼ素人レベル。
そんなわけで、遠ざかっていたオペラを楽しむために予習をしました。
予習に使わせていただいたサイトとYouTube
まずは、下準備の下準備。あらすじと登場人物の相関関係については次のサイトで確認しました。
そして、このYouTubeが秀逸でした!!
現在ドイツ在住のオペラ歌手、車田和寿さんのチャンネルです。
旅行中なので多くは語れませんが、オペラの事前予習に最適でした。
ウイーン国立オペラ座の注意事項
チケットに記載されていた注意事項
- コート、バッグ、傘、リュックサックなどはクロークに預ける
- 携帯電話は電源を切るか、機内モードにする
- 公演中の写真、ビデオ、録音は禁止
- 遅刻した場合、休憩時間を除き入場はできません
- 予約チケットは価格を覆うなどの見た目を変更した場合、無効になります
ウイーン・オペラ座訪問記
と、上記までは自分用の準備メモとして事前に仕込んでおいたものです。
ここからが実際の体験記。
本来であれば、『セビリアの理髪師』鑑賞記としたいところですが、眠気が手強すぎてかなり苦戦を強いられました(爆)
7時間の時差は老体には応えますわ。
というわけで、眠気が襲ってくる前に撮った建物内を振り返ってみようと思います。
この貴族用のメイン階段とは別に数箇所の階段があり、それを探して上っていくと不思議な空間に出たりして。
この迷路ハマります。
ドレスコードについて
ファッションは普段着からドレスアップの方まで多様化していました。
良い席になればなるほど、ドレスアップ率が高いです。
皆さん楽しむ気満々のオーラに包まれていて、他人を気にしていないという感じ。
(ただし、暑くっても短パンやサンダルの方はいらっしゃいませんでした)
良いお席の場合はスマートカジュアル以上にした方が無難ですが、
自分が心地良いと感じる、したい服装をしていくのが一番良いと思いました。
特殊な例ですが、眼鏡をかけた薄毛ガッチリの男性がノースリーブのロングドレス(完全に女性用)の出で立ちでシャンパンを召し上がってました。
(この方に関しては周りから若干注目を浴びていたかもしれません)
何が目的は分かりませんが、堂々としていて不思議と嫌な感じはしませんでした。
好きな恰好したもん勝ち!
私はいうと…
ウィーンにコンサバなイメージを持っていたので、無難なレースのワンピース(秋冬物)を持っていきました。
傾向としては問題なかったのですが、計算違いは季節でした。
『ヨーロッパの9月下旬といえば最高気温15度ぐらい、夜なら日中より肌寒くなる』ハズだったのですが!
日中の気温は27度と真夏日!夜もなかなか下がらず、汗だく。
トレンチコートも持ってきたのですが、いつ着れるやら?
舞台の感想
舞台装置がエコ過ぎて(照明とカーテンがメインの装置?)、上級者向けの舞台だった気がします。
素人としては、もう少し分かりやすい舞台装置が欲しかったです。
初心者は有名な曲が多い演目がやはり見やすくって良いですね。
とはいえ、体が震えるほどの歌声は素晴らしかったです。
また鑑賞できる機会があれば、早めに予約をしたいと思います(今回は2か月前でも良い席はほぼ埋まっていたので…)
公演中の撮影
ここを含めて大半の劇場では、開演中の撮影は禁止です。
(各劇場の『HOUSE RULES』や『Terms of use』などに記載あり)
カーテンコールは終幕後に当たるため(議論の余地はありそうですが…)
海外ではここで初めてカメラを立ち上げる方が多くいらっしゃいます。
私もとりあえずはここで撮影させていただきました。
夜のオペラ座界隈
比較的治安が良い地域なので、ホテルまで歩いて帰りました。
舞台が跳ねたら人が引けるのがものすくごく早いので、長居は禁物な気がします。
しかし、夜のオペラ座は絵になりますね…